- 手軽にNFTマーケットプレイスで取引してみたい
- OpenSeaの始め方をわかりやすく知りたい
- 初心者にもOpenSeaはオススメなのか教えてほしい
NFT取引の初心者向けにおすすめなマーケットプレイスが世界最大級の取引量を誇る「OpenSea(オープンシー)」です。初めてNFTの取引を行う人にとって難しそうに思えるNFTマーケットプレイスは、実はとてもシンプルに始められます。
なぜなら、MetaMaskなどの無料の仮想通貨ウォレットを用意すれば、簡単かつすぐにでもNFTマーケットプレイスの世界に飛び込むことができるからです。
本記事では、初心者がつまずきがちなポイントを丁寧に解説しながら、スムーズにOpenSeaを始める手順をご紹介します。

<執筆者経歴>
- 大手インターネット金融グループへ入社後、勤務歴20年
- 営業部長→事業統括部長→事業管掌取締役を経て、現在は主に金融に関連する記事を執筆
- 金融資産投資歴20年超、仮想通貨(暗号資産)投資歴8年超
<保有資格>
FP技能検定2級、日商簿記2級、宅地建物取引主任者試験合格、他
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OpenSeaとは?基本と特徴
まずはOpenSeaとは何なのか?についてわかりやすく解説します。OpenSeaの基本と特徴をしっかり押さえていきましょう。
OpenSeaとは何か?

OpenSeaはNFTの取引量において世界トップ3にランクインする人気のマーケットプレイスです。
OpenSeaの読み方は「オープン・シー」。米ニューヨーク州に本社をもつ、OpenSea, Inc.が運営しています。
デジタルアートや音楽、ゲームアイテム、コレクティブルアイテムなど、多種多様なNFTをオンライン上で取引できる世界最大級のNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaの特徴
OpenSeaはNFT初心者でも使いやすく、多くのデジタル資産を取引できる点が魅力です。OpenSeaはNFTの世界を体験する第一歩に最適なプラットフォームといえるでしょう。
ここでは、OpenSeaの特徴と人気の理由について解説していきます。
理由1:日本語に対応している
まず、初心者でも使いやすい大きな理由の一つが、OpenSeaのWebサイトは日本語表記に対応している点です。NFTマーケットプレイスの中には、日本語に対応しておらず英語表記のみでるサイトも少なくありません。
理由2:複数のブロックチェーンが使える
OpenSeaは、イーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon)、ソラナ(Solana)など複数のブロックチェーンをサポートしており、ユーザーが自分の仮想通貨ウォレットを接続して簡単に取引を始めることができます。
そのため、出来るだけガス代(手数料)の低いブロックチェーンを選択するなど、相対的にコストを抑えた取引が可能となります。
理由3:取引ユーザーと商品点数が多い
OpenSeaには世界中のクリエイターが出品しており、有名アーティストの作品も購入可能。アート、音楽、ゲームアイテムなど、コンテンツが豊富でさまざまなデジタル資産を売買できるプラットフォームとして、多くのユーザーに利用されています。

OpenSeaで取引できるNFTの種類
OpenSeaでは、多種多様なカテゴリーのNFTを取引できるため、自分の興味や目的に合ったアイテムを選ぶことが出来るでしょう。
<主な取引可能なNFTの種類>
- アート
-
デジタルアート作品が最も一般的。新進気鋭のアーティストから著名なクリエイターまで、多様な作品がラインアップ。
- 音楽
-
ミュージシャンが独自の楽曲やアルバムをNFTとして発行し、特典コンテンツや限定版のアクセスを提供することも。
- ゲームアイテム
-
ブロックチェーンゲームで使用可能なキャラクターや武器、土地などが人気。これらはゲーム内での価値だけでなく、投資対象としても注目が高い。
- コレクティブル(コレクション)
-
トレーディングカードやデジタルフィギュア、限定シリーズのNFTなど、収集欲を刺激するアイテムがラインアップ。
- ユーティリティNFT
-
会員証やイベントのチケットなど、特定の機能を持つNFTが続々登場中。
なお、NFTとは何なのか?、どのような種類があるのか?については、以下の記事を読めば理解できるでしょう。

【関連記事】仮想通貨とNFTの違いは?初心者向けにNFTを詳しく解説!
OpenSeaの売買手数料はいくら?
OpenSeaでNFTの売買時に必要な手数料は以下の通りです。
購入手数料 | 無料 |
---|---|
出品手数料 | 無料 |
販売手数料 | 販売価格の2.5% |
クリエイター手数料(ロイヤルティ) | 販売価格の0~10.0% |
なお、OpenSeaに支払う以外のコストとして、ブロックチェーンのネットワーク手数料(ガス代)も必要です。ガス代が必要となるケースは以下の取引が発生するケースです。
- NFTの購入
- NFTの転送、贈与
- オファーの受入れ、キャンセル
- NFT出品のキャンセル
- 入札の取り消し
- メタデータの凍結
- ETHとWETHの変換
- ETHとPOLのブリッジなど
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OpenSeaを始めるための3つのステップ
OpenSeaを始めるために必要な事前準備はたったの3ステップです。以下で詳しく解説していきましょう。
<OpenSeaに必要なツール>
- 仮想通貨ウォレット
-
すぐに無料で使えるMetaMaskが一般的で初心者におすすめです
- 仮想通貨
-
イーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon)などNFT取引で必要な通貨を用意します。ただし、「OpenSeaの中をただ眺めるだけで、まだ売買はしないよ!」ということならば仮想通貨はいりません。
- 対応ブラウザ
-
Google Chrome、Firefox、Braveなど
STEP1:MetaMaskの準備
MetaMaskに代表される仮想通貨ウォレットの準備が、OpenSeaでNFT取引を始めるための第一歩です。
OpenSeaの利用には、仮想通貨ウォレットが欠かせません。まずは簡単かつすぐに使えるMetaMaskと接続してOpenSeaの世界をのぞいてみましょう。
MetaMaskの準備手順については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。

【関連記事】仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)とは?設定方法から使い方まで完全ガイド!
STEP2:仮想通貨の購入・送金
OpenSeaで実際にNFTの売買を行うには、事前に仮想通貨をMetaMaskへ送金しておくことが必要です。
まずは利用するNFTマーケットプレイスが対応するブロックチェーンを、事前に確認しておきましょう。OpenSeaを含むNFTマーケットプレイスでは、多くの場合イーサリアム(ETH)やポリゴン(Polygon)が決済通貨として使用されます。自分が取引するNFTマーケットプレイスが対応する仮想通貨を購入して、MetaMaskへ送金しておきましょう。
送金の際は、MetaMaskのウォレットアドレスを正確に入力しなければなりません。一文字でも誤ると資産が失われるおそれがあるため十分に注意しましょう。
また、送金の際にはガス代(手数料)がかかります。仮想通貨取引所や送金タイミングによってガス代が異なるため、事前にチェックするのがおすすめです。
MetaMaskへの送金方法の詳しい手順は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

【関連記事】仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)とは?設定方法から使い方まで完全ガイド!
STEP3:OpenSeaとMetaMaskの接続
ここからいよいよOpenSeaの設定に進みます。OpenSeaでNFTを購入・販売するためには、MetaMaskウォレットの接続が必要です。この接続を通じて、ウォレット内の資産を利用した安全な取引が可能となります。

MetaMaskをインストール済みのブラウザでOpenSeaの公式サイト(https://opensea.io/ja)を開きます。不正サイトに注意し、公式URLを確認してください。
OpenSeaのサイトTOPページが開いたら、画面右上にある「ログイン」をクリックします。

「OpenSeaへ接続」画面が開きます。ここから「MetaMask」を選択しクリックします。

MetaMaskのポップアップウィンドウが表示されるので、MetaMaskへログインします。
ログイン後、内容を確認のうえ[接続]をクリックします。
正常に接続されると、ポップアップ画面上に「ウォレットアドレス」が表示されます。最後に[確認]ボタンをクリックします。

最後に、「Welcome to OpenSea」の画面に切り替わりますので、[Accept and sign]をクリックします。

以上でMetaMaskの接続が完了しました!
ウォレット接続の際、不審なサイトや偽のポップアップには注意が必要です。大事な資産を盗まれるリスクがあるため、公式サイト以外でウォレットを接続しないようにしましょう。
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OpenSeaでの取引に関する5つの注意点

OpenSeaで取引する際には、注意しなければならない点もあります。取引前に確認して安心・安全な取引を心がけましょう。
注意点1:偽造品に注意
OpenSeaは誰でもNFTを出品できるため、偽造品や詐欺的な出品が存在する可能性があります。購入前に出品者の信頼性やアイテムの真偽を確認することが重要です。
注意点2:ガス代(手数料)が必要
NFTの売買時には、通常ガス代(ネットワーク手数料)が発生します。特にイーサリアムブロックチェーンではガス代が高騰しがちのため、取引コストを事前に確認し、予算内での取引を心がけましょう。
なお、ガス代は常に変動するため、比較的安くなったタイミングで取引するのも費用削減のポイントです。
注意点3:市場の流動性と価格変動
NFT市場は流動性が低く、価格変動が激しい場合があります。購入したNFTがすぐに売却できない可能性や、価値が大きく変動するリスクを理解しておきましょう。
注意点4:法令・税務に対する理解
NFT取引に関連する法令や各種規制や税務上の義務は国によって異なります。仮想通貨の取引にかかる税金を正しく理解しなければ、後々ペナルティを課されるリスクもあります。不明な点は税理士などの専門家への相談がおすすめです。
注意点5:プラットフォームのセキュリティ
OpenSeaは大規模なマーケットプレイスであり、初心者でも安心して取引出来ます。ただし、仮想通貨に関連するアプリやプラットフォームは100%安全とは言い切れません。セキュリティリスクが常に存在することを意識して、公式サイトや信頼できるアプリしか利用しないなど、フィッシング詐欺や不審なリンクを避けるよう注意しましょう。
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OpenSeaをはじめる際によくある質問
OpenSeaの利用を始める際によく寄せられる質問や、初心者が陥りがちなトラブルへの対処法をまとめました。

Q1: MetaMaskの接続がうまくいきません
もしOpenSeaとMetaMaskの接続がうまくいかない場合には、以下の対処方法を試してみてください。
- ブラウザにMetaMaskがインストール済みか確認する
- ブラウザを最新バージョンにアップデートする
- ブラウザのキャッシュをクリアして再接続する
- MetaMaskのポップアップが表示されない場合は、ブラウザのポップアップブロックを解除する
Q2: ガス代が高すぎる
時間を空けてガス代が安くなる時間帯(深夜や早朝)を狙ってみましょう。
もしくは、ガス代が比較的安いブロックチェーン(例:Polygon)を選択するのもおすすめです。
Q3: OpenSeaと互換性のあるブロックチェーンとは?
OpenSea は2024年12月現在、以下のブロックチェーンと互換性をもっています。
・Ethereum(イーサリアム)
・Polygon(ポリゴン)
・Klaytn(クレイトン)
・Arbitrum(アービトラム)
・Optimism(オプティミズム)
・Avalanche(アバランチ)
・Zora(ゾラ)
・Base(ベース)
・Blast(ブラスト)
・Sei(セイ)
・Solana (ソラナ)※表示のみ
まとめ
OpenSeaはの初心者でも簡単かつすぐに始められるNFTマーケットプレイスです。無料で使える仮想通貨ウォレット「MetaMask」を利用し、安全な取引を心がけながらNFTの世界を楽しんでみてください。本記事が、NFT取引を始める際の参考になれば幸いです。
なお、まだ仮想通貨取引所の口座をもっていないならば、ぜひこの機会にコインチェックの公式サイトを確認することをおすすめします
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