「仮想通貨ウォレット」ってあやしそうでコワイな…
初心者でも使えるのか不安です。
仮想通貨ウォレットは大切な仮想通貨(暗号資産)を守るために重要なツールです。
本記事では、仮想通貨ウォレット最大手の「MetaMask(メタマスク)」についてわかりやすく解説します。
初心者でもすぐにはじめられますから安心してくださいね!
- 仮想通貨(暗号資産)ウォレットの中でおすすめはどれ?
- 初心者でもかんたんに始められる仮想通貨(暗号資産)ウォレットを知りたい!
- 「MetaMask(メタマスク)」の始め方をわかりやすく知りたい!
仮想通貨(暗号資産)ウォレットは、自分が保有するコインを安全に管理するための便利なツールです。
さらに、購入したNFTアイテムを保管したり、ブロックチェーン基盤のさまざまなサービスと接続できる、仮想通貨やブロックチェーン関連の取引に欠かせないツールなのです。
その中でも今回ご紹介する「MetaMask(メタマスク)」は仮想通貨ウォレット最大手。月間のアクティブユーザーが3,000万人を超える*大人気ウォレットとなっています。*2024年1月時点
本記事では、仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」の特徴や使い方、注意すべき点まですべてを網羅してわかりやすく解説します。
<執筆者経歴>
- 大手インターネット金融グループへ入社後、勤務歴20年
- 営業部長→事業統括部長→事業管掌取締役を経て、現在はおもに金融に関連する記事を執筆
- 金融資産投資歴20年超、仮想通貨(暗号資産)投資歴8年超
<保有資格>
FP技能検定2級、日商簿記2級、宅地建物取引主任者試験合格、他
※本記事の一部において「暗号資産」を「仮想通貨」と表記しています。
\コインチェック
MetaMask(メタマスク)とは?
まずはじめに、MetaMask(メタマスク)とは何なのか基本知識を理解していきましょう。
ウォレット最大手「MetaMask(メタマスク)」とは?
MetaMask(メタマスク)は、2016年9月に提供開始された、イーサリアムブロックチェーンを基盤にもつ仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。
PCブラウザ版のデスクトップウォレットならば、Google ChromeやMicrosoft Edge等のブラウザ拡張機能として用意されており、いずれも無料で利用できます。
さらに、スマートフォン版のモバイルウォレットとしても「iPhone/iPad」や「Andoroid」向けに無料アプリが提供されています。iOSであれば「App Store」、Andoroidであれば「Google Playストア」ですぐに入手可能です。
近年では、NFTゲームやNFTマーケットプレイスの利用者が増加しており、これらのアプリケーションを利用する際の接続先ウォレットとして、MetaMaskの利用者も拡大しています。
2021年8月時点での月間アクティブユーザーは1,000万人ほどでしたが、2024年1月には3倍となる3,000万人を超えるユーザーがアクセスする大人気ウォレットで、もっとも有名な仮想通貨ウォレットと言えるでしょう。
MetaMask(メタマスク)の提供会社は?
MetaMask(メタマスク)を開発・提供するのは、アメリカ企業のConsenSys(コンセンシス)社です。
コンセンシス社は、イーサリアム(ETH)の共同設立者であるJoseph Lubin(ジョセフ・ルービン)氏が2014年10月に立ち上げた会社で、仮想通貨ウォレットをはじめとするWeb3関連サービスを提供しています。
イーサリアムの共同設立者が運営する会社のため、コンセンシス社が提供するMetaMaskは、イーサリアムチェーンに関連のあるブロックチェーンと相性が良い点が特徴です。
Every day we build the technology to enable a world where trust is decentralized, creators retain control of their works, and the creativity and power of finance becomes accessible to all.
— Joseph Lubin (@ethereumJoseph) June 27, 2023
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ウォレット名 | MetaMask(メタマスク) |
---|---|
サービス開始時期 | 2016年9月 |
対応チェーン | ・Avalanche(アバランチ) ・Arbitrum(アービトラム) ・Aster(アスター) ・BSC(バイナンススマートチェーン) ・Cronos(クロノス) ・Ethereum(イーサリアム) ・Fantom(ファントム) ・Harmony(ハーモニー) ・HECO Chain ・Huobi ECO(フォビ) ・KCC ・KuCoin(クーコイン) ・OKEx Chain(オーケーイーエックス) ・Optimism(オプティミスム) ・Polygon(ポリゴン) ・xDai(エックスダイ)…etc |
利用環境 | <スマートフォン> ・iOS ・Android <PCブラウザ> ・Google Chrome ・Microsoft Edge ・Firefox ・Brave ・Opera |
MetaMask(メタマスク)がおすすめの理由
MetaMask(メタマスク)がおすすめの理由は以下の3点です。
以下で詳しく見ていきましょう。
NFTアイテムの管理機能がある
MetaMask(メタマスク)は、仮想通貨ウォレットの基本機能にくわえ、イーサリアムブロックチェーン基盤のNFTゲームやNFTアートといったNFTアイテムの管理機能を搭載しています。
その他にも、1つのアプリ内で複数のアカウント作成が可能であったり、仮想通貨のブリッジ機能が搭載されるなど、バージョンアップを通じてその利便性が向上し続けているのも人気の理由です。
「ブリッジ機能」とは、仮想通貨(暗号資産)を既存のブロックチェーンから別のブロックチェーンへ交換・移動する機能のこと。
すなわち、ある仮想通貨(暗号資産)を2つ以上のブロックチェーンで利用できるようにする仕組みです。
DAaps(分散型アプリ)との接続が可能
さらに加えて、DAaps(分散型アプリ)との接続に使えるなど、仮想通貨取引所ウォレットには搭載されていない豊富な機能を搭載している点がおすすめの理由。
仮想通貨の交換(スワップ)機能など取引所が提供するウォレットよりも高機能です。
ハッキングによる盗難なリスクが低い
もう1つ大事なポイントは、仮想通貨取引所ウォレットのようなウェブウォレットと比較して、ハッキングによる盗難などのリスクが低い点が挙げられます。
MetaMaskのハッキングリスクが低いと言える理由は、ウェブウォレットがオンライン上に秘密鍵を保管するのに対し、MetaMaskは保管する資産にアクセスするための秘密鍵をオフラインで保管することができるからです。
仮想通貨(暗号資産)ウォレットとは?
そもそも仮想通貨(暗号資産)における「ウォレット」とは、どのようなものなのでしょうか?
結論、その名の通り仮想通貨を保管・管理する「お財布」のようなものです。厳密には、暗号資産へアクセスするための「秘密鍵」を保管するツールのことですが、自分が保有する仮想通貨の保管場所を提供するツール、と理解しておけば良いでしょう。
それに加えて、暗号資産の預入れ・保管・出庫といった金庫のような機能も果たします。
ホットウォレット | ウェブウォレット |
---|---|
デスクトップウォレット | |
モバイルウォレット | |
コールドウォレット | ハードウェアウォレット |
ペーパーウォレット |
仮想通貨(暗号資産)ウォレットは、上記のとおりさまざまな種類に分類されます。くわしくは以下の記事で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
【関連記事】暗号資産は自分で守る!盗難から身を守るための「ウォレット」とは?
MetaMask(メタマスク)の特徴
MetaMask(メタマスク)が人気ウォレットであるのには理由があります。その特徴についてぞれぞれ見ていきましょう。
特徴1:無料でつかえる仮想通貨(暗号資産)ウォレット
MetaMask(メタマスク)は、無料で利用できる仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。
PCブラウザ版のデスクトップウォレットと、スマートフォンアプリ版のモバイルウォレットがいずれも無料で提供されています。
入手方法は、PC版ならブラウザの拡張機能として「Google Chromeウェブストア」や「Microsoft Edgeアドオン」などのアプリストアからすぐにインストール可能。
スマートフォン版もiPhone/iPadならAppleの「App Store」、AndroidならGoogleの「Playストア」からすぐに入手してインストールできます。
PC/スマートフォンいずれの場合でも、正規の提供元が確認できる公式のアプリストアからダウンロードしましょう。
常に最新バージョンのプログラムにアップデートすることも安全のためには重要です。
特徴2:複数の仮想通貨銘柄を安全に管理できる
MetaMask(メタマスク)で保管できる仮想通貨(暗号資産)の銘柄は1つに限りません。複数のコインをひとつのアプリ上で保管できる点が大きなメリットです。
それだけでなく、MetaMaskは複数のアカウントを作成することができるため、ハッキング対策などに有効で利便性の高いウォレットとなっています。
- イーサリアム(ETH)
- バイナンスコイン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
- アバランチ(AVAX)…etc
特徴3:DApps(分散型アプリ)に接続できる
MetaMask(メタマスク)を使えば、イーサリアムブロックチェーン基盤で提供されるさまざまなアプリと接続することができます。
その接続範囲は多岐に渡り、DApps(分散型アプリ)はもちろん、ブロックチェーンゲームやNFTマーケットプレイス、さらにはDefi(分散型金融)といったイーサリアムチェーン上で運営されるプラットフォームへ接続するためにはなくてはならないツールです。
特徴4:仮想通貨やトークンを交換(スワップ)できる
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨取引所を利用しなくても、アプリから直接仮想通貨(暗号資産)の購入・送金・交換(スワップ)が可能です。
たとえば、イーサリアムブロックチェーンを基盤にもつ、テザー(USDT)やアクシー・インフィニティ(AXS)、サンド(SAND)、ベーシックアテンショントークン(BAT)といったトークンの購入もできるようになっています。
さらに、交換(スワップ)機能を利用すれば、海外の取引所へ口座開設することなく、日本国内の仮想通貨取引所で取り扱いのない仮想通貨やトークンへの交換も可能です。
MetaMaskであれば、保有するコインの「送金手数料」がかからない点も大きなメリットと言えるでしょう。
特徴5:アプリ内で「ガス代」の設定が可能
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムブロックチェーンを使用する際に発生する「ガス代」を自分でコントロール可能です。
具体的には、MetaMaskのアプリ内において、取引の処理速度を「高速」・「平均」・「低速」の3段階から選択して設定できるようになっています。
MetaMaskでは、処理速度をユーザー自身が設定することでガス代のコントロールを可能とするとともに、ガス代の限度額を設定する機能により、無駄なガス代を払いすぎないような工夫がなされているのです。
特にイーサリアムブロックチェーンにおいてはガス代高騰の問題が指摘されており、ウォレット上でガス代をコントロールできることはユーザーにとって大きなメリットとなるでしょう。
「ガス代」とは、おもにイーサリアムブロックチェーンにおいて取引情報を記録する際に発生する手数料のことです。
イーサリアムチェーン上でスマートコントラクトを実行する際に発生するネットワーク手数料と言い換えることもできます。
取引ユーザーが支払うガス代は、「ネットワーク参加者」に対する報酬です。
ネットワーク参加者とは、取引情報をブロックチェーン(パブリックブロックチェーン)へ記録する際に、その内容に間違いがないか検証する作業者のこと。この作業の報酬がガス代なのです。
なお、「ガス(Gas)」とは、手数料を計算する際に用いられる「単位」のことを指します。
スマホで完結!MetaMask(メタマスク)の始め方
MetaMask(メタマスク)の始め方はとてもかんたんです。
スマートフォンがあれば準備は3つのステップだけ。5分程度ですぐに使えるようになりますので、さっそく試してみましょう。
iPhoneの場合はAppleの「App Store」から、Andoroidの場合はGoogle の「Playストア」から公式アプリをダウンロード。
この際、インストール前にアプリの提供元(販売元)が「ConsenSys」であることを必ず確認するようにしましょう。
スマートフォンにインストールしたアプリを開いて、ウォレットのセットアップから新規ウォレットを作成します。
この際、MetaMaskウォレットを利用する際に必要なパスワード(秘密鍵)を作成します。
シークレットリカバリーフレーズとは、ウォレットにアクセスするための12個の英単語からなる暗号フレーズのことです。
大事なコインやアイテムを守るために、シークレットリカバリーフレーズはアプリのインストール時に必ず設定しておきましょう。
また、シークレットリカバリーフレーズは、絶対に他人に見られないように厳重な管理が必要です。
以下に実際のスマホ画面を使って、設定手順を詳しく解説します。
STEP1:アプリストアのMetaMask公式からダウンロード
iPhoneの場合はAppleの「App Store」から、Andoroidの場合はGoogle の「Playストア」から公式アプリをダウンロード。
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STEP2:MetaMask(メタマスク)ウォレットのセットアップ
インストールが完了したら、ウォレットのセットアップに進みます。
- [新規ウォレットを作成]をタップ
- 各種利用規約を確認のうえ[チェックボックス]と[同意する]をタップ
- ウォレットへアクセスするためのパスワードを決めて[パスワードを作成]をタップ
- 「ウォレットを作成中…」の画面が表示されたらOK
STEP3:「シークレットリカバリーフレーズ」の設定
- 「ウォレットの安全を確保」画面の動画を視聴し[開始]をタップ
- 「重要な理由」を確認のうえ[開始]をタップ
- 「シークレットリカバリーフレーズ」の[表示]をタップして表示される12個の英単語を自分だけが分かるように保管のうえ[続行]をタップ
- 「おめでとうございます!」が表示後に[完了]をタップ
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MetaMask(メタマスク)アプリの使い方
ここからは、MetaMask(メタマスク)の実際の利用方法を解説します。
まずはじめに、イーサリアム(ETH)を購入しましょう。
イーサリアム(ETH)を購入するためには、仮想通貨取引所への口座開設(無料)が必要です。
初心者でも安心な取引所を選んで解説しましょう。
仮想通貨取引所で購入したイーサリアム(ETH)をMetaMaskへ送金します。
送金時には、送金先を間違えないように注意しましょう。
NFTマーケットプレイスやNFTゲームへウォレットを接続します。
ウォレットを接続する際には、接続先に間違いがないかしっかりと確認しましょう。
STEP1:仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)を購入
まずは、仮想通貨(暗号資産)を購入しましょう。仮想通貨を購入するためには取引所で口座開設が必要です。
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STEP2:MetaMask(メタマスク)にイーサリアム(ETH)を送金
MetaMaskアプリを立ち上げて、画面上部に表示されているウォレットアドレスをコピー。
仮想通貨取引所アプリのメニューから「入出金」を選択して、イーサリアム(ETH)を送金
送金の際にウォレットアドレスを間違えて入力すると、取り戻すのはほとんど不可能です!
しっかりとアドレスを確認して慎重に送金しましょう。
STEP3:MetaMask(メタマスク)をDAppsへ接続
MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金できれば、あとはさまざまなDAppsとウォレット接続するだけです。
たとえば、NFTマーケットプレイスの「Magic Eden」であれば以下のように接続します。
まずは、Magic Eden公式サイトにアクセスします。
Magic Edenのサイトが開いたら、[Connect Wallet]をタップします。
Magic Edenに接続可能なウォレットが表示されますので、[MetaMask]をタップ。
「アカウントの接続」が開きますので、[接続]をタップ。
つづいて、「Sign(署名)」画面が開きますので、[Click to Sign]をタップ。
「このメッセージに署名しますか?」の画面が開いたら、内容を確認のうえ[署名]をタップ。
以上でMetaMask(メタマスク)とMagic Edenのウォレット接続は完了です。
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PCブラウザ版MetaMask(メタマスク)の始め方
スマートフォン版の次は、PCのウェブブラウザでMetaMask(メタマスク)を始める方法について解説します。
PCのウェブブラウザの場合は、ブラウザの「拡張機能」をインストールすることで、MetaMaskが使えるようになります。
インストール手順はとてもかんたんです。以下のガイドに沿って登録すれば5分程度で使えるようになります。
インストールしたアプリを開いて、ウォレットのセットアップから新規ウォレットを作成します。
この際、MetaMaskウォレットを利用する際に必要なパスワード(秘密鍵)を作成します。
シークレットリカバリーフレーズとは、ウォレットにアクセスするための12個の英単語からなる暗号フレーズのことです。
大事なコインやアイテムを守るために、シークレットリカバリーフレーズはアプリのインストール時に必ず設定しておきましょう。
また、シークレットリカバリーフレーズは、絶対に他人に見られないように厳重な管理が必要です。
以下に実際のGoogle Chromeのブラウザ画面を使って、設定手順を詳しく解説します。
STEP1:MetaMask公式サイトからダウンロード
まずは、以下のボタンからMetaMask公式サイトへアクセスしましょう。
\ MetaMaskアプリのダウンロードはこちら /
上のボタンからMetaMask公式サイトを開くと、以下のようにメインページ上にお使いのブラウザに対応したアプリのダウンロードボタンがすぐに表示されています。
このボタン[Download for Chrome]をクリックして、ダウンロードを開始しましょう。
続いて、「chromeウェブストア」が開きますので、[Chromeに追加]ボタンをクリック。
「「MetaMask」を追加しますか?」の画面が開きますので、[拡張機能を追加]ボタンをクリックしたらインストール完了です。
STEP2:MetaMask(メタマスク)ウォレットのセットアップ
拡張機能の追加が完了したら、ウォレットのセットアップに進みます。
- [新規ウォレットを作成]をクリック
- 各種利用規約を確認のうえ[チェックボックス]と[同意する]をタップ
- ウォレットへアクセスするためのパスワードを決めて[パスワードを作成]をタップ
- 「ウォレットを作成中…」の画面が表示されたらOK
まず、「MetaMaskの利用規約に同意します」にチェックを付けたら[新規ウォレットを作成]をクリック。
「MetaMaskの改善にご協力ください」の画面が開きますので、[同意します]か[結構です]のいずれか(どちらでも問題なし)を選択してクリック。
続いて、ウォレットへアクセスするためのパスワードを入力、チェックボックスにチェックを入れて[新規ウォレットを作成]をクリック。
ウォレットにアクセスするためのパスワードは、他の人に漏らしたり、忘れたりすることのないよう、厳重に管理しましょう。
STEP3:「シークレットリカバリーフレーズ」の設定
- 「ウォレットの保護」画面の動画を視聴し[ウォレットの安全を確保(推奨)]をタップ
- 「シークレットリカバリーフレーズ」の[表示]をタップして表示される12個の英単語を自分だけが分かるように保管のうえ[続行]をタップ
- 「おめでとうございます!」が表示後に[完了]をタップ
「ウォレットの保護」画面が開きますので、まずは約1分半の動画を確認しましょう。
視聴し終わったら、[ウォレットの安全を確保(推奨)]をクリックします。
MetaMaskで重要なシークレットリカバリーフレーズを表示して保管します。
保管方法は「紙に書いて金庫に保管」、「1Password」のようなパスワード管理サービスを利用するなど、他の人に見られたり盗まれたりするリスクの低い方法で保管することが大切です。
保管の準備ができたら、[シークレットリカバリーフレーズを確認]をクリックします。
[シークレットリカバリーフレーズを確認]をクリックすると、すぐに12個の英単語(=シークレットリカバリーフレーズ)が表示されるので、誰にも見られない状況でクリックしましょう。
シークレットリカバリーフレーズは、他の人に漏らしたり、忘れたりすることのないよう、厳重に管理しましょう。
「シークレットリカバリーフレーズの確認」画面が表示されたら、先ほど確認した12個のフレーズのうちのいくつかの入力が求められますので、間違えないように入力しましょう。
正しければ、[確認]ボタンが押せるようになりますので、クリックします。
「ウォレットが作成されました」の画面が表示されたら完了です。そのまま[了解!]ボタンをクリックしましょう。
以上でPCブラウザ版のMetaMaskのインストールが無事に完了しました。[次へ]をクリックするとMetaMaskのメニューが開きます。
ここまでの作業手順でMetaMask(メタマスク)が使えるようになりました!
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MetaMask(メタマスク)で注意すべきこと
さまざまな便利機能を搭載するMetaMask(メタマスク)ですが、すべてにおいて万能のウォレットというわけではありません。
利用するうえで理解しておくべき注意点をしっかりとおさえておきましょう。
すべての仮想通貨に対応するわけではない
MetaMask(メタマスク)は、すべての仮想通貨(暗号資産)で利用できるわけではありません。あくまでもイーサリアムブロックチェーンと互換性のある銘柄のみ利用可能なのです。
たとえば、もっともメジャーな仮想通貨であるビットコイン(BTC)はMetaMaskで利用することができません。
さらに、Solanaをはじめとするイーサリアムキラーの台頭もあり、MetaMaskでは利用できないブロックチェーン基盤のサービスが今後増えていくことが予想されます。
その一方、MetaMaskユーザーにとって期待できるニュースが2023年9月に発表されました。
その内容は、MetaMaskが非対応チェーンをサポートする新機能「MetaMask Snaps」のベータ版のリリースしたというものです。
この新機能により、ビットコイン(BTC)やソラナ(SOL)などこれまで非対応だった通貨もMetaMaskで管理できる可能性が高まりました。正式ローンチが待ち遠しい限りです。
「シークレットリカバリーフレーズ」を厳重に管理する
「シークレットリカバリーフレーズ」とは、自分が利用している暗号資産ウォレットの復元に必要なキーフレーズのことです。
たとえば、モバイルウォレットとしてMetaMask(メタマスク)を利用している場合、スマートフォンの機種変更時には、MetaMaskの情報を新機種に再インストールして移行・復元する必要があります。こうした場合に必要となるのがシークレットリカバリーフレーズなのです。
さらに、スマートフォンを紛失した際や、故障等の何らかの理由によりモバイルウォレットが利用できなくなった場合にも、このシークレットリカバリーフレーズが最後の命綱となります。
「秘密鍵」を厳重に管理することはもちろん、シークレットリカバリーフレーズも絶対に他人に知られることがないよう厳重な管理が必要です。
シークレットリカバリーフレーズが第三者に流出してしまうと、保管している資産が盗まれるリスクが一気に高まってしまうでしょう。
誤送金の取り戻しはほぼ不可能
MetaMask(メタマスク)のアプリから通貨を送金する際にも注意が必要です。
万が一、仮想通貨やトークンを送金する際に指定する「送金先アドレス」を間違って送金実行してしまうと、まったく知らない人へ送金されてしまい、それを取り戻すことはほぼ不可能と考えていいでしょう。
とくに、多額の仮想通貨やトークンを送金する際には、送金先アドレス確認をしっかり行うなど、慎重な対応が必要です。
コールドウォレットと併用する
MetaMask(メタマスク)は、ホットウォレットと呼ばれるオンライン上で利用する仮想通貨(暗号資産)ウォレットです。
オンライン上で仮想通貨を手軽に管理できる一方、ハッキングによる盗難リスクなどセキュリティ面が完璧とは言い切れません。
そこでおすすめなのが「コールドウォレット」との併用です。
コールドウォレットは、インターネットから遮断されたオフラインで利用するウォレットのこと。そのため、ハッキングリスクがきわめて低くなる点がメリットなのです。
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MetaMask(メタマスク)と連携するDApps
MetaMask(メタマスク)は、イーサリアムブロックチェーンを基盤とするさまざまなサービス間で連携できる点がメリットです。
以下にMetaMaskと連携するDApps(分散型アプリ)の代表例をご紹介します。
なお、DAppsとMetaMaskを接続する際には、サービスプラットフォームを利用するための署名が必要となります。この接続の際には、正式なサイトドメインなのか?という点をかならず確認しましょう。
NFTゲーム
NFTゲームはブロックチェーンゲームの一種です。MetaMaskと接続すればコインの送金だけでなく、NFTゲーム内で獲得したNFTアイテムを保管することが可能です。
以下に、MetaMaskと連携できる代表的なNFTゲームをご紹介します。
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
- Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)
- 元素騎士オンライン
NFTマーケットプレイス
NFTはイーサリアムブロックチェーンを基盤としてリリースされるケースが多く、NFTマーケットプレイスもイーサリアムと互換性をもつのが一般的です。
以下に、MetaMaskと連携できる代表的なNFTマーケットプレイスの一例をご紹介します。
- OpenSea
- Magic Eden
- Coincheck NFT
- SBI NFT
MetaMask(メタマスク)でよくある質問
ここではMetaMask(メタマスク)に関する「よくある質問」をご紹介します。
MetaMask(メタマスク)を使うメリットは?
MetaMaskを利用すれば、イーサリアムブロックチェーンを基盤とするさまざまなアプリケーションをひとつのアプリで横断的に管理できます。
例えば、NFTマーケットプレイスとNFTゲームをあらかじめMetaMaskへ接続しておけば、マーケットプレイスで購入したNFTアイテムをゲーム内で利用できたり、ゲーム内で獲得したNFTアイテムをマーケットプレイスで販売したりできるようになります。
MetaMask(メタマスク)は日本語に対応している?
MetaMaskアプリは、日本語表記に対応済みです。
さらに加えて、シンプルなUIで操作性も分かりやすく、初心者でも使いやすい点が特徴です。
MetaMask(メタマスク)の利用環境は?
MetaMaskは、PCとモバイルの両方で利用できます。
PCで利用する場合にはブラウザの拡張機能として、モバイルで利用する場合にはスマートフォンアプリが用意されています。
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Firefox
- Brave
- iOS
- Andoroid
MetaMask(メタマスク)で保管できる仮想通貨銘柄は?
MetaMaskは、すべての仮想通貨(暗号資産)銘柄に対応しているわけではありません。
管理できる銘柄は、イーサリアムブロックチェーンと互換性のある仮想通貨・トークンに限られます。もっともメジャーなビットコイン(BTC)はMetaMaskでは保管できないので注意しましょう。
MetaMaskで管理可能な代表的な仮想通貨は以下の通りです。
- バイナンスコイン(BNB)
- ポリゴン(MATIC)
- アバランチ(AVAX)
- ファントム(FTM)
- ハーモニー(ONE)
「秘密鍵」と「リカバリーフレーズ」の違いは?
MetaMaskに代表される仮想通貨(暗号資産)ウォレットは、「秘密鍵」と「リカバリーフレーズ」を厳重に保管するのが鉄則です。
「秘密鍵」と「リカバリーフレーズ」はそれぞれ別々のもので、違いは以下の通りです。
- ウォレットのアカウントにアクセスする際に必要なパスワード(64文字のランダムな英数字)
- 1つのウォレットの中に複数アカウントを作成した場合、アカウントごとに発行される
- アカウントを復元するために必要となる12個の英単語
- 1つのウォレットに対して1つのリカバリーフレーズが発行される
絶対にだれにも教えたり見られたりしないよう、十分注意しましょう。
まとめ
本記事では、仮想通貨(暗号資産)ウォレット最大手のMetaMask(メタマスク)について詳しく解説しました。
MetaMaskは日本語表記に対応、使いやすいUIで、初心者にとっても簡単かつ安心して利用できる持っていて損はないツールです。
イーサリアムブロックチェーンを基盤とするサービスを利用するならば、MetaMaskの導入は必須と言えるでしょう。
そして、MetaMaskへ入金するためのイーサリアム(ETH)を購入には、口座開設無料かつ初心者も安心な「コインチェック
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- すべての取り扱い暗号資産(仮想通貨)が
500円から購入可能! - ビットコイン(BTC)の積立投資にも対応!
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- MetaMaskは、イーサリアム基盤の仮想通貨やNFTを保管できるホットウォレット
- MetaMaskのアプリ上で仮想通貨の購入・保管・スワップが可能
- NFTマーケットプレイスやNFTゲーム、DEXなどのさまざまなDApps(分散型アプリ)で利用可能
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